小学校1年～4年まで東京に住んでいた時のことだが、生い立ち編を書いていて思い出したことがある。その当時の自宅の近くに、大きな団地がありそこでよく遊んでいた。そしてその団地に、時々移動販売の八百屋さんが行商にきて広場で野菜やその他お菓子や食品など、いろいろなものを売っていた。そしてその八百屋さんは、集まってきた子供達に簡単な手伝いをさせていた。そして手伝った子供にはお菓子をあげたり、トラックの荷台に乗せて車を走らせ遊んでくれた。そんな古き良き昭和時代のような空気が当時はまだ残っていた。

僕もその八百屋さんで何度かお手伝いをさせてもらった。子供はそういったお手伝いをするのが好きだから、とても楽しかった記憶がある。特にトラックの荷台に乗せてもらったのが楽しかった。そして小３の頃だったか、この八百屋さんのことを作文と絵に書いて、上手に書けていると先生に褒められたことも覚えている(笑)。

そうか、人生初の仕事(お手伝い)も八百屋だったんだなあ～と思うと感慨深いものがあった。